HISTORY
ワインが繋ぐ過去と未来
1924年、デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズはアメリカ西海岸のカリフォルニア州に
広がる肥沃な地、ロダイの地にブドウ農園を開きました。
1924シリーズは、1世紀以上たった今もブドウ栽培を続け、ワイン造りを行う、蔵の歴史と
伝統の象徴として生み出された、デリカ―ト・ファミリー・ヴィンヤーズを代表するワイン
ブランドです。
ロダイの豊かな土壌と理想的な気候を活かし、卓越した技術で生み出されるワインは今日
世界中で愛されています。
1924年創業、家族とともに歩むワイナリー
インデリカート家は3世代にわたり、ワイナリーを発展させ、現在の地位を築いてきました。その歴史は、イタリア・シチリア出身のガスパレ・インデリカートから始まります。1924年、ガスパレは、故郷を思い起こさせる風景が広がるカリフォルニア州マンテカの地に最初のデリカートブドウ園を開墾しました。その後、3人の息子たちと共にワイナリーを創設し、高品質なワインを生み出すことで確固たる名声を築き上げました。
禁酒法時代
アルコール依存症や家庭内暴力、酒場に基づく政治腐敗など、アメリカではアルコール関連の
問題が深刻化していました。
そして、これらの社会問題を解決しようとする動きが高まり、1920年にはアルコールの製造、
販売、輸送を禁止する法律「禁酒法」が施行されました。
しかし禁酒法は社会の健全化を目指したものの、その代償として密造酒の横行や犯罪組織の台頭
を招き、1933年に撤廃されています。
過酷な時代を生き抜いた1924
禁酒法の中でも、人々はあらゆる知恵を働かせ抜け穴を見つけました。
医者がスピリッツを処方することに目を付けた者は、ワインラベルに“バーボン”の文字
を書き、違法にワインを販売しました。
ワイン好き達もまた、本屋の棚の奥にある“秘密酒場”で杯を傾けワインを楽しみました。
1924シリーズはワイン好きにとっては過酷とも言える、この時代を生き抜いた人々の
知恵と熱いエネルギーを感じる、この時代への敬意を示したワインブランドです。
受賞歴
『Best Producer United States of America』 8度受賞
MUNDUS VINI Grand International Wine Awards
（2024 Spring, 2023 Spring, 2022, 2021, 2020 Spring, 2018 Summer）
『USA Wine Producer of the Year』2018
International Wine & Spirit Competition
